future

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インドの事情−4

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この日は、仕事が早く終わったので隣りの村まで連れて行って
もらうことにした。20分も走るとそこには、大地が広がっていた。
街灯もなく、月明かりだけがうっすらと道路を照らす。

すると、少し先の方にぼんやりとオレンジ色の灯りが見える。
その正体が上の写真である。少しカメラの感度を上げて撮影して
いるため明るく見えるが、実際にはかなり薄暗かった。スピードを
落としてもらい、ゆっくりと近づいていくと、どうやら夕食の準備を
しているようだった。子供達は、奥の方で石を投げて遊んでいる。
男達は、イスに座り夕食ができるのを待っている感じだ。

彼ら中には、昼間には水を売っている人が多いようだ。水道設備が
ないこの地域では水が売れる。水といっても主に洗濯、手洗いなど
洗浄水として使われているようだ。

この時期、日中の気温は40°を超す猛暑。日陰がなければ
5分と経たないうちにぐったりしてしまう。彼等が怠け者
なわけではなく、誰だって気力を失うような環境下で
日射しを避けながら、ただじっとしている人達も見かけた。

再び走り始め、ふっと夜空を見上げると、そこには素晴らしい
夜空が広がっていた。車の窓を開けて、ドアに頭を預けながら大地を走っていた。


インドの事情−3

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今夜、ある誕生日会に招待して頂いた。主役は1才になる赤ちゃん.
親戚も大勢集まっていた。直径50cmほどのバースデーケーキが用意され
その前に主役が立つ。そこに列席者が並び、順番にケーキを与え合う。

ここにいる子供達は、何自由もなくふっくらとした面持ちだ。
このレストランを一歩出たところでテント生活している子供達からは
想像もできない別世界だろう。恐らく、彼らの一生に訪れることのない
時間がここでは流れている。

私は、お父さん達とテラスに上がって一杯ごちそうになっていた。

ここでの話題は、世界の景気とインドでの今後の不安について。
現政権の任期は5年、1年半が過ぎようとしている。
この新政権に変わってから低所得者層に向けた支援を始めているようだ。
毎月、ある程度の手当がもらえる。この国では、低所得者層が虐げられて
いる光景をよく目にしてきただけに、素晴らしい政策だと感じる。

しかし、もしこれが40%強はいるとみられている低所得者層への
人気取り政策だとしたら、そう話す人もいる。

この手当、思わぬところに深刻な状況をもたらしている。
雑貨、家具、繊維を中心に発展してきたハンディークラフト産業は
多くの下請け企業が下支えしてきている。そこで、人手不足と
人件費の高騰で廃業に追い込まれているようだ。村人は手当がもらえる
ので、出稼ぎに行く必要が減った。街人は、高い賃金でないと
集まらない。しかも、村人に比べて働かないそうだ。
ここ数年、売上げが落込んでいるだけに、前向きに打って出たくても
働き手が集まらず、生産性を上げることが出来ない。注文だけとって
出荷が見込めなければ、バイヤーからの信用を失ってしまう。

あちらをたてれば、こちらがたたず。なかなか思う様には行かないようです。


撮影日ーところにより雨

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今日は、朝からこれまでに見つけたヴィンテージ家具を
1点1点撮影する日。たくさんあるので、1年以上先に
入荷して来るものもあるので、写真で管理しておかないと
わからなくなってしまう。

まだ途中ではあるが900点以上もある。午前中は比較的
スムースに撮影も進んだが、午後の撮影を開始してまもなく
雨が降りだしてきたので1時間ほど中断。雨が止んだ後
少しは涼しくなると思いきや、ものすご〜く蒸した。
レンズは曇り、皆の動きも悪くなり、なかなか撮影が進まない。
そこで、家具を持って来てもらうのではなく、保管されている
場所まで移動して撮影することにした。

スタッフの人達は、雨が降って来た時、家具が濡れないように
屋根の下に移動してくれた。そのお陰で、びしょぬれのまま
作業を続けてくれていた。撮影を終えた家具を移動するのに
水たまりでぬかるんだところを裸足で作業する。こんな大変な
作業をしているのに、笑顔で返されることがある。そんな笑顔
は、この暑さを忘れさせるほど清々しくも感じるほどだった。

なんだか、こんなところでも何かを教えてもらった気がした。


インドの事情−2

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我々がよく訪れるサプライヤーの修理工場では
約100名以上の従業員がヴィンテージ家具の
修理にあたっている。なかでも、近くの村から
働きに来ているVillager(村人)は、街人と比べると
よく働くそうだ。特に、家具など重たいモノを運ぶ
力持ちは、この村人が頼りだ。

ところが、ここ最近その村人が村に帰えってしまい
大事な働き手が減っている。その理由は、海外からの
注文が減り、売上げが落ちこみ賃金を上げられない。
そうなると、失業手当での暮らしを選択するらしい。
聞くところによると、その手当は貧困層には満足いく
金額ではないが、生活はしていけるそうだ。

サブプライム問題以降、ギリシャ、スペインなどヨーロッパ
の各国が問題を抱えるなか、生産現場ではこれまでにない
不況が続いているそうだ。海外からの注文は激減。そこに材料費
人件費の高騰が追い打ちをかけている。

インド、内需は好調だが、その反面、物価が上がり始めている。
外需頼みの輸出企業にとっては、先行き不安な日々となっている。


インドの事情−1

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ここ数年で、ほとんどのインフラ(電気、ガス。水道料金)が
2年前の2倍近くに値上がっているようだ。現在、税金(VAT)も
大幅にアップされる予定だとか。インド国内市場は活況とのこと。
では、どうして増税を?その原因は、インド国民のほとんどが
所得の申告をごまかしていることにあるようだ。ほとんどの会社では
二重帳簿は当たり前。だから、政府としても景気が良くなっても
税収は増えないので仕方なく増税で対抗するしかないといったところ。

このようなイタチごっこは、ここインドでは今に始まったことではない。
役人の汚職、賄賂も相変わらず根は深く、それを利用している人も大勢いる。
というよりは、必要不可欠なことになっている。

首都デリーを見ても、ほんの一部だけが近代化されているだけで
貧困層の数が減った様には感じなかった。そして、地方都市に来てみたが
ここでも数年前と状況は何ら変わりはない。景気がよくなると、政府は
選挙戦に向けて票集めのバラまき政治を貧困層にする。その数は
よくわからないが、確実に票を集めることができるようだ。

そして、貧富の差は更に広がる。お金持ちのわがままが全て貧困層に
向けられる。貧しい人達が、そのことに気づいたとしても金と権力が
なければ、なす術もないだろう。

インドは変わった?

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久しぶりにインドに来た。デリー国際空港は
ビックリするほどきれいになった。新興国インドは
どこまで発展し続けるのか?ちょっと気になる。
理由は、これまで40年間この国から仕入れを
してきたわけだが、経済が発展するにつれ、これまでの
方程式(低コスト+インド品質+アイデア=製品)が
通用しなくなる日が近づいていると感じるからだ。

そこで、今回の出張を通してインドがどの程度変わった
のかを自分の目で確かめようと思う。

まずは玄関口でもある空港、成田空港よりも遥かに素晴らしい。
その規模からしても国際ハブ空港を目指しているようにも
思える。次に、空港からホテルへ行くタクシーはどうか?
いつものPRE-PAID TAXIは健在だ。料金も少し値上がった程度。
一方、民間タクシー?「NCR」と書かれた看板をのせたタクシーを
見かけた。PRE-PAID TAXIに比べて車もきれいだ。

ホテルまでの道中、街の様子を見ていると大型の商業施設が
建設されている一方、庶民の生活環境はあまり変わっていない。
道ばたのゴミの状況、交通ルールの欠如は相変わらず。
道路工事などの現場では、サリー姿の女性が頭の上にレンガを
のせて運ぶなど、低賃金労働者頼みの状況は続いているようだ。

特に目につくのは、近代的な施設が建設されるのに比例して
ゴミが増え、街のあちこちに広がっている様に見える。川は
にごり、異臭を放つ。そのそばで生活する貧困層はまだまだいる。

新しくビルやマンションは建っても、投資目的で購入する人が
多く、実際には空室状態が目立つ。私の仕入れ先も土地を購入して
値上がりを待っている。

昔からインド人は数字に強いといわれている。いずこも
マネーゲーム好きは多い。不動産や株に比べると、モノ作りは
手間も費用もかかり、答えが出るのに時間を要す。
このマネーゲーム、加熱すればいつかはバブル崩壊が待っている。
その時、直撃を被るのは実物経済となりモノが売れなくなる。
数年前、原油価格が$130ぐらいまで値上がりした時、全ての
原材料が値上がり、すぐさま仕入れ価格へも跳ね返って来た。
品質、材質がいいから価格も上がるなら説明もつくが
ただ単に価格だけが上がるとモノは売れなくなる。これが
一番の懸念していることだ。

既に、チーク材のように品質が下がっているのに、価格が上がる
といった兆候が見受けられる。

これから、新しい泳ぎ方でも見つけないと溺れてしまう。

フォトドキュメンタリー work shop 3日目

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最終日、参加者全員が順番に撮影してきた制作物を講師にチェックしてもらう。
発表する写真について、アドバイスをしてもらう。

午後3時、教室で行なわれる発表会に一般の方が入って来た。
中には、有名なカメラマンなど関係者も来ていた。
講師の挨拶の後、いよいよ発表会が始まる。各自、自己紹介とテーマについて
簡単に説明する。日頃、会社で話すのとは違った緊張感がはしる。
電気が消され5枚程度の写真が映し出される。スライドショーが
終わると、再度、写真を1枚づつ映しながら、講師お二人のコメント
が紹介される。初日の手厳しいコメントとは違い、いいところを
みつけては、みんな褒めてもらった。

最後に修了書を渡された瞬間は、ちょっとこみ上げてくるものがあり
なんだかうれしかった。

それにしても、この3日間、講師お二人の熱意には頭が下がる。
本来はオフレコの内容も包み隠さず教えてもらった。
Q.サカマキ氏の呼びかけで始まったこのワークショップ、いくつもの賞を
受賞している現役のカメラマンが、これまでに自身の経験で得た
撮影のポイントやヒントをたくさん紹介してくれる。本来は
手の内を明かしたくないというのが普通なのに、日本のジャーナリズムの
為に行動されているその姿は、魅力的に映った。
AERAの外山氏は、編集者サイドの視点から求められている原稿とか
雑誌社へのアプローチの仕方、厳しくなる原稿料などなど、普段では
アクセスすることの出来ない多くの情報を公開してくれた。
これを協賛している朝日新聞社、とてもいい社会貢献活動だと感じた。

Q.サカマキ氏のweb site ---> http://www.qsakamaki.com/


フォトドキュメンタリー work shop 2日目

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2日目、午前中に世界中の有名なカメラマンが撮影した写真を見ながら
構図や撮影のポイントについて教えてもらう。その後、世界報道写真展
を見て自分の好きな写真と嫌いなものを各1枚選び、その理由を述べた。
今回は、応募者数20名のところ27名もの参加者が集まった。その内
約7割は、現役のカメラマンだったり、編集社関係でした。

午後になるとクイックヒットエッセイ制作についてのポイントを教えて
もらい、各自、解散して撮影に出かけた。

今回は、4つのテーマから好きなものを選んで撮影する
「Night Life」「消えいく東京」「移動する人々」「経済関連」
私は、テーマを絞りきれずにいた。というのも、講師お二人のコメントの中に
「撮らせれている写真はだめ」の一言が、ず~っと頭の中にあり
撮影イメージが浮かんでは消えていった。そのうち、どうやって撮影すれば
いいのかわからなくなってきた。恵比寿を出て、銀座ー浜松町ー羽田ー新横浜と
移動した。移動中に撮影した写真を確認していると、どれも指摘を受けた
内容で、頭の中が固くなって動かなくなっていくのを感じた。
考えろ、考えろ!吉川たけしが撮った写真、写真、写真..........................

そうこしているうちに日も暮れてしまい。それまで撮影した写真をPCで
編集してごまかそうとも考えた。自宅に戻ったがなんとなく落ち着かず
テーマを「Night Life」に変えて関内の繁華街でも撮影しようと向かった。

関内の夜の街は、ごくありふれた光景で、撮影目的がないと曖昧なもの
になる。歩くこと1時間、結局シャッターを切ることなく帰ることにした。

第三京浜を走って、いつもの出口にあるパーキングエリアに寄ってみた。
そこでは、ちょっと不思議なことがある。夜の10:30を過ぎ、売店も閉まっている。
なのに数多くの地元ナンバーの一般車が駐車しています。何故、地元の車が
ここまで来て、家に帰えらないんだろう?少し歩き回ってみると、明らかに
泊まる準備をして寝ている人がいた。第三京浜といえば、一般有料道路で
総長16kmしかない。なのに、どうしてみんなここにとどまるのか?

「その被写体の裏にある何かを見つけ出すことが大切」と教わっていた。
その光景を見た時、もしかして、車で寝泊まりしているホームレス?
確かにPAにはトイレ、水道、コンビニ替わりの売店もある。そして
24hrフリーの駐車場付きとなれば、そこに集まって来る理由もわかる気がした。

結局、それを題材に提出することにした。家に戻り、編集作業をしようと
思っていたけど、へとへとで寝てしまった。明日は、いよいよ発表である。

フォトドキュメンタリー work shop 1日目

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7/17~19の3日間、東京写真美術館で開催されたワークショップに参加した。
講師は、世界中で活躍しているカメラマンのQ.サカマキ氏と写真編集者という
日本ではちょっと珍しい仕事をしているAERAのフォトエディター外山氏。

まずは、ジャーナリズムについての話があり、その後に色々なドキュメンタリー
写真をプロジェクターで見ながら、撮影のポイントや他の報道カメラマンの
特徴についての説明は、どれも始めて聞く興味深い話であった。

午後になると、事前に提出していた参加者のフォトエッセイをスクリーンに
映しながら、講師のコメントをもらう。毎日のように世界中の写真を
見ている外山氏のコメントはとても厳しいが、ずばり的を得ていただけに
参加者もショックが大きかったと思う。私の場合、修学旅行生でも撮れそうな
写真だ!とか、全体的にストーリー性がありふれていて、人の興味を惹かない
内容など、いずれも言われる通りだった。

第一線で活躍しているカメラマンが撮影した写真と比較すれば一目瞭然である。
どれも、写真を見ただけでそれが訴えようとしているものが伝わって来る。
私の写真のように、甘くて、単なる風景写真はなかった。

Q.サカマキ氏の撮影ポイントについての話は、今の自分の仕事にも
共通点がたくさんあった。カメラマンの世界でも独創性、作家性が
必要だとか、その中にはどっちともいえないグレーゾンもあり、人の
感性に訴えかけられるような写真でなければ意味がないなど、つまり
人と同じことをしていてはだめ、ということだ。

一方、AERA編集部で毎日のように写真の売り込みがあり、膨大な数の
写真を見ている外山氏は、基本的な考え方には「主語が企業ではく
個人であって欲しい」と繰り返し述べていた。

しかし、いつも会社では好き勝手なことを言っている自分が、このような
機会に言われることで、挫折と新たな出発が同時にやってきた感じだった。
でも、それを求めて参加したので大満足の初日となった。

明日は、いよいよポートフォリオ制作が待っている。
ポートフォリオとは、ひとつのテーマをもとに撮影した写真で
今回は、10枚1組で提出する。

祇園の京料理屋

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週末、京都で過ごすことにした。
花見小路の辺には、数多くの京料理屋が軒を連ねている。

観光客の外人さんが多いこともあり
英語や中国語で案内が書いてあるところもあった。
しかし、見た感じほとんどのお店が観光客狙いの
ようだ。何件か店を覗いてみたが、いま風に改装
されて外からみる町家の趣とは異なる。

そこで、地元の人が行くような店を探してみた。
理由は、味がより確かだと思ったからだ。
少し、横路に入ってみるとそれらしき料理屋があった。
店のご主人が料理は「おまかせ」とのこと。
おかみさんも何となくいい感じだったので
入ることにした。というよりも、土砂降り雨の中
歩き回わり、びしょ濡れということもあり早く決めたかった。
料金は1〜2万円と高いが、それなりの内容だ。
店内は常連客で満員。この様子では、なかなか
一見客が席を確保するのは難しいと思った。
表通りには、¥3,980〜のコースなど、割安な店が
並ぶ中で、確かな味とおもてなしを武器に
裏手で奮闘している店には、何か隠されたヒントの
ようなものを感じた。

帰る際、主人とおかみさんが外まで出て来て見送ってくれる。
これは、心に効く!
振り返ると、再びお辞儀をされた。
思わずこちらもお辞儀をしてしまう。
そこには、何やらあのお二人との間に信頼関係ができ
きっと次回は素直にお任せしてしまうと
思いながら宿に戻った。


イギリスでの運転

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久しぶりに訪れたイギリス、レンタカーを借りて
郊外へ出た。何回走ってもなれないのが、周回交差点
ラウンダーバート(RB)だ。そのほとんどの交差点には
信号はなく、RB をぐるぐると回って自分の行きたい方へ
出るわけだが、最初は、要領がわからずに怒られてばかり。
他の人がどのようにしているか見ているうちに方向指示器の
出し方、RB内の車線のとりかたなど慣れて来た。

ただ、なかなか慣れないのが速度。
片道一車線の対面道路では、ほとんどが90km。
実際には、100km以上で走っていて、どんどん
抜かされて行く。単に、皆がスピード狂かと思いきや
お母さんやおじいちゃんでも同じスピードで走っている。

郊外を走っていて、パトカーを見ることが非常に
少なかった。途中でスピード違反の取締でもしているかな?
と思っていたけど、6日間で一度も見なかった。
そのかわり、やたらとスーピド違反取締カメラが設置され
ている。でも、カーナビ TOMTOMが、95%は事前に教えてくれる
ので、快適にドライブが出来た。

郊外に出ると、牧場や平原が目立つ。その中を抜ける道も
多数あるようで、そうなるとランドローバーが活躍するのも
頷ける。とにかくランドローバーの多いこと。
日本では高級車だけど、ここでは大衆車並みに走っていた。

旅も終わりに近づく頃には、運転も慣れてきた。
思えば、イギリスでの運転は、日本に比べると
遥かに快適だった。


大地の夜明け

3日目、時差ぼけが残っているせいか
朝早くに目が覚めてしまう。
時計を見るとまだ4時。宿泊して
いる場所の近くに、広大な平原
が広がっているので、散歩して
みることにした。

まだ、あたりは薄暗いが
野鳥や牛、羊たちは起きているようだ。

ここは、360°大地が見渡せる。
東の空が赤く染まり始め
西の空はまだ真っ暗。
この一帯は、National Trustが管理している。

さすがに、朝は寒く脇の下に両手をはさんで
日の出を待ってみた。

次々と、あたりの景色が見えて来ると同時に
遠くにある朝もやがこちらへと広がって来るのがわかる。
日が出てしばらくすると、まわりはもやで真っ白になった。

少し歩いていみると、もやの切れ間に動物の陰が見える。
よく見ると、牛の親子が移動しているようだ。

それにしても、自然がつくり出す美しさの中にいると
心が洗われるようだ。
少し垢が落ちて、いい人になれたような気がする。


イギリス郊外にて

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夕方のユーロスターでパリからロンドンへ。
電車の中はとても暑く、座席、リクライニングなど
どれをとっても新幹線の方がはるかに快適だ。
違いは、飛行機の様に飲み物と食事の無料サービスが付いていたこと。

18:30、パンクラス駅に到着。レンタカーを借りる為に
ヒースロー空港へ移動。大きめのステーションワゴンを
予約しておいたが、思っていたよりも小降りだった。
エンジンのかけ方がわからない。クラッチを踏んでから
スタートボタンを押さないとかからない。結局、係の人に
教えてもらった。

空港からKENTまで約1.5時間。ホテルに着いた時は21時を
過ぎていた。ダイニングが閉まりかけていたので、夕食へ直行。
コースを食べるほどおなかがすいていなかったので、簡単な
パスタ料理を作ってもらった。味は、まずまず.......。

ホテル内は、とてもきれいで重厚感たっぷり。
階段のあるホールにバーがあり、その階段をあがった
ところに部屋がある。(写真)壁面は漆喰仕上げにムードある照度。
昔ながらの格子窓を開けると、爽やかな風が入ってくる。

どこをとっても、使い続けることで得られるその質感には
真似をしたいと考えることが、どこか愚行とさえ思えてくる。

次の日の朝、庭では野うさぎが走り回り、白鳥が子連れで
歩いている。そんな風景は、ここではごく日常的なことのようだ。
8時過ぎ、次なる場所へ移動する。


暑〜いパリ

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ふうっ〜、半袖でも暑い。
パリでは、冷房がきいている店も少ない。
ともあれ、夜にチェックインをすませ
とりあえず寝ることに。

次の日の朝、ヴァンブの蚤の市に行ってみました。
これといったものはありませんでしたが、ハンガーと
ポスターを買った後、市内をぶらぶらしながら
店舗の内外装を見て歩くことにした。

やはり色使いがとてもきれいという
感じを受けますね。紫、黄色、深紅色など
実に馴染んでいます。茶色と黒色の扱い方は天下一!
でも、家具はいたってお粗末なものが多い印象です。
ただ、家具なんか誰も気にしていない感じですね。
中でも、昔から使い続けているような椅子やテーブルは
何よりもかっこ良く見えました。
にくたらし〜いけど,憧れるなあ〜

土曜日ということもあって、カフェはどこも盛況で
とくにいろいろなものを詰められるピタパンは大人気!
お店の作りは、上手か下手かではなく、その店に馴染んで
いるかどうかでしょうか?個性豊かな店員さん達が
がんばっていると、それだけでもいい感じが伝わってきます。

今回は、パリは1日だけ。駆け足で見て回ったんですが
そうこうしているうちに電車に乗る時間が迫ってきたので
北駅に向かい、ユーロスターでロンドンへ。
今夜は、ロンドンを南下してケントのマナハウスに泊まります。


インドネシアの美しい夕空

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インドネシア出張も終わり、空港で
ジャカルタ行きの飛行機を待っていた。
この便は、いまだかつて時間通りに
出発したことがない。掲示板は、これと
いって遅れるような情報は出ていない。
しかし、もう出発の時間。以前に2時間も
遅れて日本へ帰る飛行機に乗り遅れそうに
なったことがあったので、グランドスタッフに
確認をしてもらったら、30分遅れとのことで
ひと安心。飛行機くるかな~と窓から滑走路を
眺めて見たら、とても夕空がきれいだった。
ここ最近は、あまり海外出張へ行かなかったけど
こんな景色を見ると、自分がその場にいれることを
感謝したりもする。
この後、ジャカルタへ向かう飛行機は、ものすごく揺れた。

でも、空港着陸すると、皆、笑い合っていた。
なんだか、微笑ましい光景でした。

10年目を迎えるストアー

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ストアーをオープンして、もうすぐ10年を迎えようとしている。
神楽坂から引越して来た時は、事務所棟として使っていた建物を
2001年のゴールデンウィークに従業員全員で休みを返上して
改装を試みた。

この時は、売り上げがどん底で改装予算もアイデアもなく
行き詰まっていた。そんなある日、目黒通りを車で走って
いた時に、新店 Bo Conceptのお店を現地の人たちが来て
自らの手でペンキを塗ったりしていたのを見た時、そっか〜
自分でやれるかもしれないな〜と思った。
絵も図面も描けないので、色々な雑誌をみては
イメージを頭に詰め込んだ。ホームセンターへ行って
資材を品定めしては、購入リストをメモしていった。

そして、ある日、皆に協力を要請した。
誰しも始めてのことだったので、わけのわからないまま
作業を始めたことと思う。
慣れないペンキ作業、左官作業や電気工事など、ありとあらゆる
作業が連日連夜続いた。頭から足先までペンキとホコリ
まみれになりながら、皆が作業をしてくれたことを思い出す。
中でも、天井のジプトーンを外す時にその粉が目に入ると
強烈に痛い。そのほか、天井をローラーで塗装するのも首と肩がこる。

その後、今日まで何回改装しただろう?
最近では、皆も手慣れたもので要領もよくなった反面
「またやるの〜」と、愚痴をこぼす者がほとんどだ。
皆の苦痛を少しでも和らげるために、できるだけ
直前に簡単に言うことにしている。

しかし、そのお陰で今日までストアーを続けられるとは
誰が予想しただろうか?

この都心からはアクセスの悪い場所にわざわざ
来て頂くからには、できるだけ雰囲気を変えながら
お迎えしないと、二度と来て頂けないといったのは
ある若手営業マンだった。

この場所では、「是非、またお越し下さい」は通用しない
ことは、今でも全員が肝に銘じている。

まだまだお客様がご満足頂けるまでには至っていないけど
だからこそ、やることはたくさん残っている。

今月末にストアーの2Fを改装する予定。
今回も、うまくいくといいんですけど.....。



使って本当の良さがわかる

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よく行くレストランがある。
二子玉川にある「つばめグリル」は
味と価格のバランスがとてもいい。
歴史のあるこのレストランは、昭和レトロを
感じさせる内装が料理と絶妙にマッチしている。

週末の夜は、いつも多くの人で賑わっている。
これといった、今風のデザインを感じさせる
ものはないけど、グラス、食器、カトラリーは
いつも輝きを放ち、出番を待っているかのようだ。
テーブルには、ワインクーラーのような入れ物に
カトラリーと刺繍入の布製のナプキンが
食事の時間をを一層引き立ててくれる。

このレストランに来るたびに感じることは
使い込まれ、いつもきれいに手入れされている
道具の数々ほど美しいものはない。


自然のちから

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4日ぶりに晴れた。ただ、風が依然と強く
山頂方面へ向かうロープウェーは、ゆっくり
と運転している為、乗り場は大混雑。
急遽,ロープウェーを使わずにバスで
笠松峠というところまで移動し
歩いて登ることになった。
歩くとはいっても、スキー板の裏にシール
というもの貼ると、前には進むが後ろには
下がらない仕掛けになっている。これを付けて
登ること約2時間、目的地の鞍部にある
仙人岱ヒュッテという小屋に到着。

天気のいい日に食べるおにぎりは、とてもおいしい。

今日のツアーには、約30人ぐらい参加している。
お昼時は、皆がすこしずつお裾分けをし合いながら
交流ができていく。全く見知らぬもの同士が
大自然の中で共に時間を過ごすと、簡単に仲良しに
なれるものだ。これも自然のなせる技なのか?
そんな時間と機会を与えてもらえることを誰に
ということなくありがたいと感じる。

昼食後、目的地となる小岳(標高1478m)山頂を
目指す。そこには、大斜面が待っていた。皆が、思い
思いのシュプールを描きながら滑り降りて行く光景は
実に壮快だ!

日頃は、それぞれの仕事を持ち、働いている人たちも
恐らく、この瞬間だけは全てを忘れてこの自然に身を
任せ、楽しんでいるようだ。

あらためて自然の良さを実感した。


射的屋のおじさん

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今日は、朝から天気が変わりやすく
結局、山スキーツアーは中止になった。

ガイドさんの一人が、弘前の桜祭りに
連れて行ってくれた。ものすごい数の
桜がきれいに咲いていた。小雨の降る中
奥へと進むと、屋台がたくさん出ていて
にぎやかな雰囲気だった。

そこに1件の射的屋さんがあって
なんとなく昔ながらのいい雰囲気だったので
子供が1回遊ばせてもらった。

子供が狙っているアイテムを示すと
どこを狙えばいいかを教えてくれる。
その時、おじさんは少しだけアイテムを
指で後ろに押しながらここを狙えと
言いながら、落としやすくしてくれる優しさ。
子供はそれに気づかず、落ちたことを喜ぶ。
最後の1発、更に大物を狙った。アイテムは
少し揺れたが落ちなかったのに、そのアイテムも
ポンと投げてくれ「よくがんばった!」と
言わんばかりにくれた。
射的で、こんなにもらえたこと初めてだね!って
言って皆で喜んだ。

この弘前で、人の温かさが残っているのを感じた。


山を愛する人たち

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このGWは、八甲田で過ごしている。
初日は、あいにくの天気と強風で
ロープウェイが運休の為、宿の周辺を散歩した。

ツアーガイドさんがツアールート用の
ポールをかたづけに行くので、子供と
同行させてもらった。雪が解け、斜面に
亀裂が入ったときに別ルートを示す為の
ポールだそうだ。
雪は地面の方から解けてくる。そして
斜面に積もった雪がずれ落ちる。そこに
亀裂が入り、地肌が顔をだす。
そこに斜面を滑って来た人が落ちると
ケガをしてしまう。

この仕事、八甲田山を守る人たちが自主的に
行なう作業だ。山では、ガイドさんや小屋の人たち
など訪れる人が安全に通行できるように常に
整備してくださっている。

山を愛しているからこそ
山の魅力を味わってもらおうと努力されている。

自身も、今の仕事の魅力をもっとわかりやすく
感じてもらえるような工夫をしようと思った。


スタバで勉強?

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休日に横浜のスターバックスへ行くと
勉強をしている人がたくさんいた。
僕の時代は、デニーズやロイホだった。
でも、ドトールでは勉強している人は
あまり見かけない気がする。

いったい、何が違うんだろう?

僕自身、スタバでコーヒーを飲む理由は
なんとなくお洒落でくつろげる。ドトール
を選ぶ時は、時間がない時かな?
スタバが日本に上陸した時は、全席禁煙で
ドトールよりも値段が高く、成功するかな?
なんてマスコミでささやかれていたけど
問題なく、我々の中に浸透している。

あれだけ喫煙者がいたのも、今ではめっきり減り
たばこは吸いたいけど、スタバでお茶をしたいと
思う人は少なくない。
確かに、スタバとドトールのコーヒーは味も価格も違う。
でも、それが理由でここに勉強しにきているとは思えない。

何が違う....?

いくつか違いを見つけた。

スタバはテーブルが大きく、椅子も一回り大きい気がする。
それと、スタバは、インテリアの色彩感覚がまるでもって凄い!
これまで、見慣れないアースカラーを何色も組合せ、そこに
素敵なグラフィックや写真が絶妙にマッチしている。
(スタバの色の組合せは、6〜7色で構成されているように
思うんだけど、みんなも数えてみて。天井の色も忘れないでね!)

これといったエイジングが施されているわけでもなく
色使いを駆使した空間のバランス感覚は、学ぶべき点が多い。

出張した際に、外国でみたスタバは、どれも
同じ展開だ。こんな風に、共通に親しまれるデザインは
もっとも学びたいと思えることのひとつかもしれない。

そういう自分も、いまスタバでこのブログを書いている。
自分がフォロアーとなる時、次への目標が見えてくるのは
とてもエキサイティングな瞬間ですね。



そうそう、スタバでハニードーナツを温めてもらって食べてみて!
(店員さんによっては断る人もいるけど、お願いすれば温めてくれます。)


清泉寮ー清里

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週末、新たな土地を求めて八ヶ岳に行ってみた。
4月中旬としてはめずらしく雪が降った。
途中、チェーンを2回着脱することになり、着いたのは夜の11時半頃だった。
宿泊地は、清里では有名な「清泉寮」に予約を入れていた。
本館と昨年にオープンした新館があるが、僕はいつも本館を選ぶことが多い。
理由は、古びた建物の方が風情があって好きだ。

この他、コテージがあり今回は平屋25坪ほどの
古いコテージ「ヤツハウス」に泊まった。
玄関を入ると、洋式な感じの作りで、暖炉もありなんともよかった。
窓は古い木製で、鍵も昔懐かしい中に押し込みながら
ぐるぐる回して締めるタイプのものだった。

12坪ほどのリビングを始め、2坪ほどのキッチンはまるで家の台所。
もちろん、食器から、調理器具まで全てが揃っている。その他、2つの
ベッドルーム、読書部屋とでもいう感じの部屋がある。バス、トイレも
付いている。どの部屋も使い込まれた渋い木色で、なんとなく落ち着く。

次の朝、ロビーへコーヒーを飲みに行くと、新館の脇に何ともいえない
光景が目に飛び込んで来た。思わずシャッターを切ったのが上の写真。

「清泉寮」は、標高1450m付近にあり、朝の空気はピンと張った感じがして
とても気持がいい。

首都圏での生活から離れて自然の中での生活は、ちょっと不安もあるけど
今のままでも変化がなく、心が惹かれる方へ流れてみたい思いはつのる一方。
人生、残りの半分は自然の中で暮らすのもいいかもしれない。


ペンキ屋さんは凄い!

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先日、あるお店の内装作業でお一人の塗装屋さんが
我がチームに参加された。その道20年以上のベテラン
である。これまで、塗料の色調合は自分でやってきたが
私の調合は、まったくの素人調合だったことを思い知ら
されるいい機会でもあった。仕上げイメージ用に用意して
おいたカラーコピーを見てもらい、そこに写っている
壁の色を調合してもらうと、ほんの数分でものの見事に
その色を作り出してもらった。ベースカラーに原色塗料を
混ぜていくだけ。もっとも、この世界ではあたりまえの
ことかもしれないが、私にとっては鮮烈であった。
そのほかにも、ローラーの使い方やスプレーガンの吹き方
原色塗料の塗り方、水性と油性の使い分けなど、たくさんの
ことを学んだ。次回の作業が楽しみになる。


あこがれの地

馬の世話.jpg


先日、再び八ヶ岳に行ってきました。
今回で3回目、いろいろな土地を見せ
てもらうのですが、どれも一長一短が
あり、本当に悩ましいですね。

午後3時過ぎから、少し時間が空いた
ので、子供を連れて近くの牧場へ行き
馬を見ていた。そこでは、まだ小学生
ぐらいの子供たちが馬の世話をしている。

サークルに移してもらった馬は、鼻から
白い息をはきながら、大喜びでサークル
内を駆け回っていた。冷たくぴんっ!と
張った空気は、実に気持がいい。

この空気には、やられっぱなしで
どんどん心が奪われて行く気がする。

『RECLAMA」って?

JP2.jpg
終わってみれば、あっという間の4日間だった。
でも、JapanShopでの認知度は低く、出展内容も
資材などわかりやすいものではないだけに
他のブースに比べるとはるかにお客さんは少なかった。

そんな中でも収穫はあった。
通りがかりの人など「何、これ?へえ〜」とか
「なるほどね〜」なんて声を聞けたことだ。(笑...)

RECLAMAって? 

新しく箱を作るとき、クライアントの希望が漠然としていて
設計事務所やデザイナーなどにそれを求めてくるが
うまくいかないケースは多々ある。

クライアントは、もう少しやりたいことを明確にしておく必要を感じる。
何故なら、一般的には、オープンするまでしか
デザイナーは携わらない。後は運営者のアイデアが勝負だ。
その後に改めてクライアントが相談したいことが出て来たとき
その相談内容が整理されていれば
相談を受ける方もいいアイデアが出しやすくなる。
空気のいい箱は、店名、コンセプト、運営方法などに無理がない。

人のやり方を参考にするのはいいと思うが、いつまでたっても自身の
アイデアがない人に相談されても、応えようがない。

でも仕事が欲しいから応える。
そして、両者共にストレスの残る箱が完成するわけだ。

これからは、お互いに言いたいことを
言い合える土壌が必要だと感じている。
そうすることで、相談を受ける方が気づかされることも出てくる。

その為の土壌改良を進めることに挑戦している。
それが、今の「RECLAMA」の姿なのかもしれない。



JapanShop始まる

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3年ぶりにJapanShopへ出展している。初日は、久しぶりに
肌寒い日になり、夕方からは雪が降り出した。
今回は、宿泊施設でのさまざまなシーンを展開してみた。これまでに
訪れた海外を含め、こんなシーンがあったらどうだろう?といった
ものだ。しかし、依然として課題も残る初日だった。
「お客さんが、ここ何屋さん?」って聞かれる。確かにその通り
何の説明文なるPOPをたてていない。
もちろん、そう言われることは わかっていたので考えていた。
「内装、設計承ります」とか「古い家具扱ってます」
それとも「あなたのお悩み解決します!」なんて嘘くさい。
だから、結局全部やめた。このあたりのアピール方法が自分にとっての
課題として、勉強する必要があると痛感する。



写真が好き!

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我社もカタログ作りも内製化が進んでいる。
プロが撮る写真と比べると見劣りするけど
それは仕方がない。
でも、自分たちでカタログ構成を考えたり、撮影場所を
探したりするのも楽しいものだ。
素人なりにアングルを考えながら撮影したり、脚立にのぼって
製品をひっかけたり.....。時には、近所の資料館などに製品を
持って隠し撮りしたりと、ちょっとドキドキしながらの撮影も
あるけど、案外といい写真が撮れていたりしてうれしかったこともある。

僕はカメラに興味を持ち始めて3年目ぐらいだろうか?
写真は、奥が深く、個性もでるのでとても楽しい。
実は、本気で報道カメラマンに憧れていた時期がある。
今でもかなり興味はある。毎年、恵比寿の東京写真美術館で
行なわれる「報道写真展」は必ず観に行く。あの、過酷な状況の
中で映し出される1枚の写真は、実に訴えかけられるものがあり
自分はいかに恵まれた環境下で生活させてもらっているかと顧みることがある。

実は、このwebサイトにもPHOTO STYLEというコーナーが用意してある。
そろそろ、なにかテーマを考えてアップしたいと思う。



八甲田山

hakouda1.jpg 先日、お休みをもらって青森県の八甲田山へ行った。 いつものお宿 酸ケ湯温泉の湯治部に泊まってみた。
こちらは、これまで泊まっていた旅館部とは違い 素泊まりなので自炊する。
キャンプ気分で家族で 協力して作ればそれなりに楽しかった。

この時期に八甲田は、1年を通して雪も多く粉雪を 求めて多くの山スキーヤーで賑わっていた。朝の9時に 宿を出発して、ロープウェー乗り場まで約10分。そこから 田茂萢岳山頂へ向かう。山頂の気温は約ー13度
前後、風速10~15m/sぐらい だった。
hakouda2.jpg

山頂付近は常に風が吹いているけど、2,3分も歩くと 風はおさまってくる。そして、絶景が目に飛び込んでくる。樹氷だ、雲の合間から やわらかな太陽の日射しが斜面を照らしながら移動していくさまは、まさに 幻想的な光景です。なんだか、どこに向けて写真をとったらいいのかわからず え〜いと体が回る限りシャッターを切っていました。

一緒にツアーに参加している人も「きれい〜」と感動している のをみて、自然はどうして誰もが美しいと共感できるのかな〜? と思ってみたりして、樹氷の合間を歩いていました。

自分がすばらしいと思える環境で仕事をしていたいという想いが つのる毎日です。こんなことばかり言って、3,4年後も同じような ことを言っていたら、笑って下さい。それでは......

一歩一歩(イベントを終えて)

monowo_2.jpg この不景気の中、2月のイベント開催には少し不安はあったけれど, 結果とても有意義な4日間を過ごすことが できた。やはり、ゆっくりと話しができたのはよかった。 普段、あまり会うことの出来ない人たちとの間に 少し距離が狭まった気がする。 僕は、コミュニケーションはアナログ主義だ。
「会話」って会って・話すのが何より大切なことだと思う。 DMでも、手書き部分があるとないとでは全く印象が異なる。

今回のテーマ「ものをつたえるきもち」では、単に製品発表会的な 発想ではなく、どのようにしたら、より気持よく伝えることができるのか? 昔は、ある店を見て、そのかっこよさに鳥肌が立つのを覚えたことがる。 でも、最近ではほとんどない。

一等地で立派な店舗に尖ったディスプレイ を見て感じる人は減ったようにも思う。東京・青山あたりで見る 「テナント募集」は、地方の空き屋よりもたちが悪く見える。景気がよくなったら それらの空きテナントは生まれ変わるのだろうか?何か、違う方向へ向かう気が する。

人が求めているものと自分が好きなものは往々にして異なる。 冒険家の植村さんが「世の中が便利になると、人間は本能を失って しまう」というようなことを言っていた。「本能のおもむくままに...」 なんてフレーズがあったように思うけど、満ち足りた世の中、 本能を活かして一人でも多く人と共有できるものを探したい。

新たな取り組み(初日)

monowo_1.jpg 2月1日より、「ものをつたえるきもち」をテーマにした イベントを東京のスタジオを借りて行なっている。初日は 冷たい雨のち雪と悪天候のなか、たくさんの方が来てくれた。 今まで、この時期はギフトショーに参加してきたが、 どうしても立ち話で慌ただしく、ありきたりのご紹介だけで 終わってしまう。来場される方も、駆け足で見て回っている ので、どうしてかお互いに時間がない。 「もの」が溢れ、これまでのように売れない時代、何が必要なのか? いくつか見えていることは、おそらく皆も気がついている。 でも、どうすればいいのか?その手段がわからない。 ものごと、ヒントやイメージが浮かぶと何かしてみようと思うことがある。 自分たちにも答えはないが、同じようにヒントやイメージを共有できれる場があり 生産&販売現場が意見交換することで一歩一歩前進したい。

宝泉院/京都・大原

hosenin.jpg 京都の大原にある三千院は、その歌でも有名だ。 僕が訪れたのは、その大原にあるお寺「宝泉院」。
ここには、額縁の庭園と呼ばれる見事な竹林がある と聞いていた。
拝観料を払うと抹茶券をもらい中に 入る。ちょっとドキドキ、目的の場所はその奥にあった。
畳の廊下を行った奥に広い座敷がある。ゆっくりと 歩きながら、最後の一歩を踏み入れると
そこには、思わず息を飲むような景色があった。
そっとそこに座り、しばらくその景色を見ていた。
近づいてみると、ガラスはなくオープンエアーだ。 どうりで寒いはず。
そこに何か紙にかいてある。「水琴窟」?
地面の石ころの中に刺さっている2本の竹に耳を あててみると
何とも心和む木琴のような音が聞こえて くる。
どうやら水が滴り、それが何かにあたって 音が出ているようだ。
眼前の竹林に目をやりながら 聴く音色は、心が落ち着く。
しばらくすると、抹茶と お菓子を持って来てくれた。寒さで震える手を抹茶が 温めてくれる。

昔の人の趣味はセンスがいいなあ〜。

この時期、とても小雨まじりで寒かったけど、人が少なくて 独り占めできた。
「なによりも贅沢な時間をありがとうございます。 そして、迷う日々をどうかお導きください。」 と
お釈迦様にお祈りした。

ゆずと菜の花畑/大原

yuzu.jpg 大原では、ゆずが有名のようだ。三千院へ向かう小道の途中、棚田の景色が 見れるとの看板があったので、ちょっと道を外れてみると、棚田は今ひとつ であったが、なんとも風情ある里山に囲まれた盆地の光景が広がっていた。 杉の木が何本か生えていて、その横にはゆずの木がたくさんあった。そして 前方には菜の花畑が広がっている。ふ〜う、のどかで時間が止まっているか のようだった。
自分の心に素直に生きたいと思うこの頃、「心にしみるぜえ〜」 と独り言をいいながら歩き出した。

自然の中で暮らす

週末に八ヶ岳に行った。いま流行の田舎暮らしに あこがれてというか、都会での生活から離れたいと感じることがある。 いまの会社(神奈川/座間)からは丹沢が見える。 冷え込んだ翌日は、雪をまとったその姿はとてもきれいだ。 その景色を見るたびにもっと近くで山の見えるところで暮らしたいという気持ちが増してくる。yatsugatake.jpg それで、八ヶ岳に行った。午前中は、車でぐるぐると走りながら いろいろなエリアを回る。別荘地は、どこも区画されていて 標高1300m付近から下は、山林が別荘用地へと転用されている。 多くは、地元の方々が住んでいるが、ここ数年来、首都圏から移住 してくる人が増えているそうだ。 別荘もいろいろ、普通の住宅みたいなものから別荘風的な今ひとつ おもしろくない家が目立つ。そんな中、すばらしい家も見つけた(右写真)。 敷地内のレイアウトのバランスが見事で、家の外観なども実に無理なく 自然な風合いを感じさせる。 しばらくは、八ヶ岳に通っていろいろと探してみたい。

住みづらくなる街

週末の夕方、妻が「空がとってもきれいよ〜」と言うので ベランダに行くと、空がきれいに焼けていた。

yuyake.jpg 僕が横浜の日吉に引っ越して来たのは9年前、裏には釣り堀があり、 大きな会社のグラウンドがあった。今は、釣り堀が低層 アパート、グラウンドは大型マンションになった。 ここ数年前から家を買いたいと思っているが、自分で土地を探して家を 建てると割高になる。だから「南仏プロバンス風」なんてタイトルの 建売住宅が売れるんだろうか?そして、高級車が駐車されている 光景は、今では驚くこともなくなった。ただ、心の貧しさを感じる。 その後、近隣には数多くのマンションが建ち、駐車場跡地に 薬局をつくっている。とにかく、空き地さえあれば何かが建つ。 市町村も税収が苦しいせいか、建ぺい率は設けても、街の景観なんて 気にしない。便利さと金儲けが先行する中で、何を残していかなければ いけないのか?自身も考えるようになってきた。
イギリス出張も寒波の影響で...

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毎日のようにBBCのニュースを見ている。その理由は イギリスへ行く予定があるから。しかし、連日の寒波で イギリス国内も大変そうだ。

今日、エービスレンタカーに予約を入れようと電話した。 道が凍っていると危ないので、スタッドレスタイヤを希望しようと したら、オールウェザータイヤしかなく、チェーンも貸し出して いないそうだ。オールウェザータイヤって、結局、普通のタイヤ。 雪が降ったら?の質問には、自分でチェーンなどを手配してもらう しかありません。と言われる。1週間の出張でチェーンを買うなんて 〜。ハーツへも電話してみるが状況は変わらず、同じ回答だった。 更には、今後は天候によっては、貸し出しを一時見合わせる可能性も あると言われる始末。天気が回復するのを祈るだけ。

出発まであと10日だけど、今週末まで様子をみて決めようと思う。


心温まるおもてなし/酸ケ湯温泉旅館(八甲田山)

今年は、青森の八甲田山で年を過ごした。八甲田には、千人風呂でも 有名な酸ケ湯温泉旅館がある。SUKAYU-5.jpgその歴史は古く、趣ある建物は昔ながら のよさを感じさせてくれる。ここには、湯治部と旅館部に分かれており 聞き慣れない言葉「湯治部」は、長期に渡って温泉治療する人たち向けに 素泊まり&自炊の部屋が設けられている。一方、旅館部は一般の旅行者向け で2食付きだ。昔ながらのスタイルを全く変えることなく、今もそのスタイル を続けている。 しかし、ここに来るとその良さが、それだけではないことに気付く。スタッフの サービスは抜群である。そのほとんどが地元の方々だと思うが、人情味ある もてなしには脱帽する。特に、主婦層と思える方々がメインで食堂、配膳、掃除 ルームサービス、売店などに配置しているが、そのもてなしは地元への歓迎という 気持ちからきているようにさえ思えるのは、私だけだろうか?SUKAYU-1.jpg 言葉使いなどもマニュアルからでてきたような口調はどこにも感じない。 他にもある。ここは、青森市から車で約1時間の山間にあるにもかかわらず 売店にある品々の価格は、ほぼ街と同じ価格。他の人が、「あの価格を見ると 心の温かさをかんじるわね〜」と言っていた。それを聞いて、なるほど「価格」が 「温かさ」を感じさせるんだな〜と思った。宿泊料だって旅館部で¥13,000ほどだ。 朝は和洋バイキング、夜は食べきれないほどの料理が部屋まで運ばれる。ここ数年 ブームでもある3万円前後の旅館と比べると、その原点を見る思いだ。 この他、駐車場に止めている宿泊者の車には、毎日のように雪がつもり、気温も零下 となるので、毎朝、車の除雪作業をしてくれて、SUKAYU-4.jpgおまけにバッテリーが上がらないように エンジンもかけてくれる。これまでにもスキーなどで新潟、長野の方へ泊まりで車でいったことは 何度もあるが、こんなことをしてもらったことはなかった。 ここのスタッフの方々は、これらの作業を当たり前のようにしている。車が雪で埋もれて 出せなくなれば素早くロープで引っ張りだしてくれたりと、言い出すときりがない。 私がここを訪れている目的は、山スキー。ここ酸ケ湯温泉旅館には、専属のガイドさんがいて 毎日、ツアーに連れて行ってくれる。料金も一日で¥3,500と、とてもリーズナブル。ほとんど のスキーヤーは、もちろんこれを楽しみに来ている。ガイドさんに連れて行ってもらうというと なんとなくハードルが高い気がするが、ここのガイドさんはとても親切でみんなとても仲良し。 だから、子連れで行ってもそれなりのペースでツアーしてくれるのでとても楽しめる。 もちろん常連客は大勢いるが、みんなも親切。なんせガイドさんは旅館の社員さんでもあり その対応は文句の付けようがない。 夜は、ツアールームという部屋が用意されていて、ここで ガイドさんを始め、
SUKAYU-6.jpg皆が集まってその日の話に興じるわけだ。これら全てのことを通して この旅館の懐の深さを感じずにはいられない。 これらの全てが、昨日や今日に始まったことではなく、ず〜っと昔から行なわれて来たことの 積み重ね、だから何だかどれをとっても厚みがあるので常連のお客が大勢いるのは納得できる。 自身、商売をしていて学ぶこと、忘れていることを気づかせてくれる教科書的存在でもある。 あらためて「サービスとは?」を考えさせられると同時に、価格、サービス、環境と3拍子揃った 旅館だと感じる。

内覧会

今年の始めぐらいから、なんとなく商売の様子が変わって来たように感じる。 以前は、狭く深く商売をしていたが、今は広く浅くなりつつある。 今年の9月にギフトショーの設営をしている時、次回の出展は見送ろ うと考えていた。自分自身にマンネリ化を感じたからだ。来年は、 先行して内覧会を設け、ギフトショー時期に合わせて、都内で展示会 をしようと考えている。ギフトショーと比べると、個展のようなもの。 とくに集客力は、その比にならない。それでも、あえていばらの道へ 進んでみようと考えているのには訳がある。

nairankai-2.jpgそれは、海外での生産背景にある。私は、生産拠点はもっとも大事だと考えている。 実際に海外で気の合った信頼のおける工場を探すのはとても難しい。我々のような 小規模に対応してくれて、しかも一定の品質を保ってくれるなんて、そもそも無理な要望ばかりしているわけだ。それでいてバイヤー顔したら誰も相手にしてくれない。 だから、サプライヤーとの関係作りには時間をかけている。そこで生産してもらった製品は、いずれも半年〜1年かけて試行錯誤を繰り返してきている。このような製品がよく理解もされないまま、市場から撤退するようなことは避けなければいけない。その為にも、これらの製品への理解を深めていくことができなければ、現在の製品ラインアップなどとても維持できない。一方、我々の 供給先を見ると似たようなお店が増え続ける中、自分たちができることは 何かを考える上で、既存のお取引先との話し合いが欠かせないと思うように なっていった。どの店も同じようなアイテムを取り扱うのは気乗りしないが 売れ筋は外せないなどいろいろな理由があるかと思う。かといって その他で差別化が図れているとはとうてい思えない店が目立つ。 自分たちとの考えが、実際の現場レベルでどこまで擦り合せられるのか? このままでは、ただバラまき状態になってしまっては意味がない。 これまでも、どうやってより公平な商売ができるのかを考えていた。 我々が行なっている日頃の商売も、お取引先様には不公平なことをしている 部分がある。これも改善しなければいけない。一方、お取引先様に こちらの片思いでないことを確認することも必要だ。体力が尽きる前に 結果が出せるか?でも、やってみようと思う。どのみちこのままでも いい結果がでるとは思えないし。日頃、社員に会社はぶら下がり健康器じゃ ないんだぞ!と言っているが、気がついてみれば自分がぶら下がりながら そんなことを言っているのかもしれないなあ〜と気がついた。

新たな挑戦!

いま、新しいプロジェクト「まめ」に挑戦している。 日本の伝統技をテーマに、オールドメゾンに合わせ られそうなものを少しづつ探し始めている。きっかけ は、大江戸骨董市に始めて出かけたときに、くたびれた ボロボロのガラスケースに入っていた色硝子の花差しが とてもきれいに見えたことだった。

それから数回、骨董市 に脚を運ぶようになり、いろいろと見て行くうちに 新たな発見が自分の中に出て来た。そこで、ひとつの 切り口となるものが欲しかった。たまたま浅草に行った時 紺の水玉の手拭いが目に止り、しばらくじっ〜と見ていた。 赤の水玉もあったけど、気持ち的に紺色だった。それが 「豆絞り」柄だ。シンプルで、ず〜っと当たり前のように あるこの柄、嫌みがなく、イメージにぴったりだった。 この「豆絞り」からシリーズ「まめ」という風になった。 この思いをみんなで整理して、第一弾の内容をまとめた。 まずは、基本形で始めてみることになったのが「がま口財布」 「日本手拭い」「吹きガラス」の三品だった。それぞれを 自分たちのテーマとイメージに沿った内容で製作してくれそう なところを探し、なんとか協力してもらえることになった。 正直、あまり詳しくないので、近郊の「手拭い」と「吹きガラス」 の製作風景を見せてもらうことにした。

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まずは、「手拭い」は古くから東京で手拭いを作っている染め 工場へ伺った。工場内へ入ると、そこは少し薄暗く、染料の臭い だろうか、独特の雰囲気だった。多くの熟練した職人さんが 分担して作業を行なっている。作業道具、専用機械など をリズム良く操りながら進められる作業を見ていると、飽きる ことがない。作業風景を撮影したかったが、シャッターが次々と 切れて、何もしなくても絵になるような光景がファインダーを 覗いていて感じた。とても楽しかった! 自分たちのオリジナル柄を染めて行ってもらえるなんて、わくわく した。リズムよく、次から次へと作業が進み、およそ1時間で出来上 がった手拭いは、物干に干されるて作業終了。 風に吹かれて揺らめく手拭いは、なんとも風情のある光景でした。 この年になって、「伝統」「技」なんてものに心が惹かれるのは 年のせいかな〜?

旅先で

今年、最後の出張はインドネシア。サンプルの確認やヴィンテージの仕入れなどに行った。 インドネシアは入国ビザが必要だが、到着時に現地の空港で申請する「VISA ON ARRIVAL」でも取得できる。 もちろん、事前に日本で取得も可能だが手間と費用を考えると、こちらの方が便利だと思う。以前、JAL便はジャカルタに夕方の5時頃には着いたが、今 は夜の8時過ぎの到着になっている。飛行機を降りてから入国審査場までのルートは こなれたルートなので JKT空港.jpgスタスタ歩いて行くと、入国ビザの窓口には驚くほど大勢の人が列をなしていた。いつもは、待っても約3〜5分程度なのに、この日は最低でも30分は待たされそうだった。仕方なく列に並んだ。 誘導・整理をしていた空港職員らしき人物がいた。その職員にふっと声をかけた「今日は、 混んでるけど、どうして?」係員が「窓口が1つしか開いてないからね〜」 「急いでるの?」と聞かれ、「ん〜、だってね〜」となんとなく目で伝えると、相手も 「なんとかしようか?」って感じの目つき。「頼んでもいいかな〜?」と 言って、パスポートを渡すと1,2分でビザをもらって来てくれた。ラッキ〜。 そして、入国審査場も混雑していた。結局、降りてから荷物を受け取る までにおよそ1時間ほど。荷物を受け取り、出口付近には、大勢の出迎え の人が待っている。この他、ホテルマン、タクシーの勧誘、両替の誘い などにぎやかだ。ホテルはレートが悪いので、空港で両替をする。数十 万円の両替をするので、まずは両替レートを確認してからレートの交渉だ。 値引き交渉は万国共通。両替する金額次第ではあるが、インドもインドネシアもレートの交渉は可能。両替を済ませ、ホテル送迎の場所へ向かう。ここジャカルタでは 空港内にもホテルはあるが、私は、車で5分ほどのSHERATON BANDARA HOTELに泊まる。比較的きれいで、空港迄の無料シャトルがあり便利だ。宿泊 料金は、だいたい$80前後と納得。ただし、朝食を付けると+$15ぐらいかな? いつもネットで予約を入れて行くが、チェックイン時、私の予約が見つからない 様子。空港で、無料シャトルにのる際に、kinai.jpg 名前を確認され伝えたが、私の名前がリストになかった。こんなことはたまにあるので、ネットで予約を入れた際は、必ず 予約確認書をコピーして持っている。しばらく待つと、奥の事務所から出て来て システム上でのミスで予約が入っていなかったとのこと、一般室は満室とのこと 随分といい部屋へ案内してもらう。いつもこんなことが起きるわけではないが、たいがいなんとかなる。次の日は、朝7時の飛行機なので5時起き。空港に1時間前 ぐらいにチェックインした後、国内線空港内には朝食を食べる場所がある。ここ1年ほどで改装され、いつもここのスターバックスへ行って朝食をとる。近くには 洋書屋「PERIPLUS」もあり、とても便利。この日は、飛行機も定刻出発。


時間のかかる商品開発

kaihatsu.jpgようやく、来春のMD開発案がまとまった。年に2回、春夏と秋冬に分けてMDを 見直していく。まずは、どんなテーマにするかを話し合い、手分けしておもしろそうなアイテムを探し始める。候補アイテムが決まると、製作用のスケッチを描き、海外に発送、サンプルの製作となる。1ヶ月後、サンプル確認のため出張。なかなか一発でOK ! になることはない。風合い、構造、価格といった3つのハードルをクリアする為に、現地工場の人たちも一緒になって考えてくれる。最近では、現地の物価、人件費も年々上がってきていて、値ごろ感をだすのが難しくなってきた。特に、小降りのアイテムほど、価格バランスが悪くて苦戦する。それでも、必要だと判断した時は採用している。材料の質を落とせば風合いが損なわれ、構造を軽視すれば信用を損ない、かといって価格を無視すれば売れないだけ。特に、チーク材は年々減っており、数ヶ月前には林野庁から各家具関係の企業を集めて、5年後にはインドネシア政府がチーク材の伐採を大幅に 規制すると伝えられたそうだ。既に、チーク材をメインに使っていた工場は閉鎖、またはマホガニー材やMDFに切り替えて操業を続けている。この他にも、スンカイ材、マンゴー材、ナンカ材など家具として使えそうな材はあるが、チーク材の質感には遠く及ばない。ヴィンテージアイテムの価格も上がってきた。ここ数年で、2割強は値上がりしてきている。それでも、インドネシアのヴィンテージ品は、一昔前のいいチーク材が使われていることも多く魅力的だ。いま、お願いしているサンプルが12月初めに出来る。 サンプルだけ作って、生産に入らないということを繰り返すと工場はたまったものではない。全てサンプルが生産に入れるようになるといいんだけど...。一方、インドは品質の向上策の資料作りが大変だ。これまで入荷してきた全アイテムを総チェック、問題の多い箇所の改善や、問題はないがより質感を出したいので材料の厚みを変更したりする。 これにより、仕入れ価格に跳ね返ってしまうことは必至だが、長く使ってもらえ、風合いがよくなるモノになるなら、少々の値上げは受け入れている。ただ、今は時期的にあまり値上げは避けたいところだが...。話がそれてしまうけど、これまで出展してきたビックサイトの展示会、そろそろ一人立ちできないかと考えてます。11月4日、来春のギフトショーの申し込み期限だった、結局、迷ってきたけど申し込まなかった。過去にも、展示会から離れたことがあった。4,5年後、再び参加する様になっていった。決して、ギフトショーが気に入らないとは思わない。いくつもの展示会に出てみて、ギフトショーは一番実りのあるイベントだった。ただ、2年ほど前から自立することも考え始めていた。自分たちだけでの展示会は、それなりに魅力あるものにしないといけない。格好だけではダメ、中身もそれなりに整った内容でなければ意味がない。昔のELLE DECOのように、見ていて楽しく、今すぐには出来なくても、いつかはやりたいと思ってもらえる内容を目指したい。


透き通った心

先日、子供が通う小学校が一般公開(授業風景を見れる)を行なっていたので見学に行った。その日、2週間過ごしてきた教育実習の先生とのお別れの日でもあった。6時間目にお別れ会をすると聞いていたので、それを見に行った。教室に入ってみると、黒板には生徒達の寄せ書きだろうか 「先生ありがとう!」などが書かれてあった。

owakarekai.jpg子供達の余興が始まり、ちょっとしたゲームを交えた後、担任の先生は、できるだけ脇役にまわり、生徒達でやらせようとしている姿は、微笑ましく映った。後半に入ると、先生へのお礼に生徒達が練習してきた曲を笛(レコーダー)で吹いてみせた。生徒達の演奏が始まると 実習の先生の目は涙で溢れていた。そして、演奏が終わるころ、手に握りしめていたタオルが顔からは慣れることはなかった。演奏が終わると、先生がお礼の挨拶をする。「今日は、皆と笑顔でお分かれしようと思っていたんだけど......」涙声になり挨拶は続いた。我慢していたのだろうか、それまでひょうひょうとしていた生徒達もなんとなく寂しそうな顔に変わっていった。そして、何人もの生徒が泣き出した。担任の先生は、ぐっと涙をこらえながら見守っている。最後に、実習の先生から生徒ひとりひとりにお手紙が渡された。皆で記念撮影をしようと、担任の先生が用意していたカメラを取り出す。子供達が、実習の先生の回りに集まり、別れを惜しむ姿は何よりも美しい光景だった。これ以上は、彼らだけの場だと感じ席を立った。一点の曇りも感じさせない子供達の透き通った姿は、我に返る気持ちがした。「小学校の先生」という仕事を少しうらやましくも思い、すばらしい職業だと感じる。僕が仕事で訪れるインドやインドネシアにも多くの貧しい子供達がいる。自分にもできる社会貢献を探してみようと思う。


いい雰囲気の店

今年は、海外に2回しか行ってない。その理由のひとつに、海外へ行ってもアイデアとなるものが見当たらなくなったように感じている。単純に売れそうなモノは、もう日本にいくらでもある。なんだか格好つけた言い方をしてしまったけど、そうそう自分だけが特別なモノを掘り当てられるわけでもない。現地で情報収集をしながら買付けするのは、個人的にはいいが、会社的には経費がかさむばかりであまり効率のいい作業ではない。下手をすると、日本国内で探した方が安上がりだと感じることはしばしばである。

091116_mybag01.JPG 話は戻るが、海外へ行っていた楽しみのひとつは、やはり舶来ならではのアイデア探し。例えば、始めてパリへ行ったとき、見るもの全てに感動した。でも、最近は興味がわいてこない。自分なりに知人から情報をもらったりしてはいるが、その地区を歩いてみても、カメラのシャッターを切る機会はほんの数回しかない。あげくの果てには、日本の方がず~っと上手じゃないの~?なんて感じて歩くありさま。僕の歩き方が悪いだけかもしれない。でも、興味の持てるものは人それぞれ。そこで、市内回りを減らし、郊外へ行くことが増えた。郊外は、人も少なく昔ながらの生活が残っていたりして、とても気分がいい!フランスでは、近郊にあるバルビゾンやちょっと南に離れるがトロワも良かった。トロワには、古くからのハーフティンバー様式の建物が多く残っていて、そこで泊まったホテル Le Champ des Oiseauxは、ベリーGOOD ! 是非、行ってみて欲しい(2泊はしてね!)。 ところかわって、ベルギーのアントワープに LIFEISART というcafeがある。
店内は、ギャラリー風で、家族で切り盛りしている様にも見えた。ウェイター役のちょっと太った男性が、メニューを持ってくる。その日は、土曜日とあってブランチメニュー2品のみ。内容はよくわからない。運ばれてきたのは、コーヒー、パン、目玉焼きだ。別のテーブルの上に並んでいるジャムは売り物ではなく、好きなだけたべていい!雰囲気にぴったりのclassic音楽が流れ、近所の人が新聞を読みながらのんびりとしている。 091116_mybag02.JPG

僕は、始めて訪れたが長居していても決して嫌なそぶりすら見せない。いいと感じさせる店は、自分がその店の馴染み客になりたいと思わせるところがある。 僕は、その建物のありのままの状態を上手に使いこなしている店に惹かれる。気取らず、暖かみがあり、家庭的なムードは大好きだ。ほっとする場所、そんな店作りをしてみたいと思う。

ABOUT FUTURE

「FUTURE」では、ファクトリーストア最新のディスプレイテーマや出展イベントの情報、導入いただいた店舗様をご紹介いたします。オールドメゾンのコラム「Boss Blog」や、本物のマテリアルを活かした空間の提案「old maison style」もお楽しみください。