
REBORN VINTAGE
ヴィンテージの真価を、空間の中で確かめる
古びた家具に、手を添え、命を吹き込む。
そこに眠っていたのは、装飾ではない、
時を重ねた“本質の美しさ”。
私たちオールドメゾンが半世紀をかけて
向き合ってきたもの。
今回の展示は、かつてない広がりの中で、
その答えを——伝えきれなかった想いを——
五感ではなく、心で触れてみてください。
あなたの中にある“本当の豊かさ”と出会えるよう
静かに、丁寧に、場を整えてお待ちしています。

展覧会 - May it be -
5月17日(sat) 11:00 start
old maison store new STUDIO-Aにて
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May it be
美しさが、心に残るように
ヴィンテージ家具と出会って、はや30年。
インドにあった、不格好だった家具たちも
きれいに拭いて、少し手をかければ
どこか誇らしげに立ってくれるようになった。
傷だらけの本体も、取れかけた金具も――
そのすべてが、時間と人の営みを
映しているようで
使う人が、物語の続きを引き継ぐような
感覚がありました。
そんなヴィンテージ家具たちが
静かに影を潜めようとしています。
本来、自分が見てもらいたかった、真の姿。
そこには、もう、たくさん語ってきたから。
今は、語ることはありません。
静かにその姿を見てもらえたら。
そんな気持ちです。
今回、展示されている34シーンのうち
9シーンに、garden.and.wildflowers. の
青木優子さんが野草を生けてくれました。
家具のそばに添えられた草花は
飾るのではなく、寄り添うように。
自然の光と影、余白と質感、
そして家具の記憶と、野の気配が
少しでも誰かの心に残ってくれたら
それだけで十分です。
もしよろしければ
午後の柔らかな光が差し込む
15時半以降にお越しいただけると
西日を浴びた姿の美しさ
をご覧いただけるかもしれません。
皆様のお越しをお待ちしております。
代表 吉川 毅


old maison store
New SPACE / STUDIO-A
paint magician
TOSHIYUKI MINOWA